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北海道の秘境スポット(穴場的観光スポット)の紹介が中心です。

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白ひげの滝とブルーリバー(美瑛町)

白ひげの滝  
近年、美瑛町の青い池の人気が上昇しているようですが、その青い池よりもう少し上流にある、「白ひげの滝」に行ってきました。白ひげの滝が流れ落ちる美瑛川は、青い池とともに「ブルーリバー」として注目を集めつつある川でもあります。


白金温泉バス停
 場所は、美瑛町の白金。白金温泉のバス停から徒歩すぐです。


ブルーリバー橋
美瑛川に架かるこの「ブルーリバー橋」が、白ひげの滝を眺めるスポットとなっています。


  白ひげの滝
橋からは、美瑛川に流れ落ちる白ひげの滝を見おろすことができます。この周辺の湧水が、溶岩層の割れ目から幾筋もの糸のような水が美瑛川に流れ落ちており、落差は約30mもあります。


白ひげの滝
そして美瑛川は、この滝の水が流れ落ちたところから、水の色を美しいコバルトブルーに変えていました。


美瑛川
この付近の湧水に含まれる水酸化アルミニウムなどの成分が、美瑛川の水と混じることで分散され、このような青い色に見えるそうです。


美瑛川
美しいコバルトブルーの川の流れをぼんやり眺めていると、時が経つのを忘れてしまいます。


十勝連山
また、このブルーリバー橋からは、綺麗な十勝連山の山並みも眺められます。
滝と川、そして山並みを満喫した後は、白金温泉での入浴もおすすめです。



<白ひげの滝・美瑛川>
■所在地: 北海道上川郡美瑛町白金

 

秘境度:★★☆☆
[雰囲気]
 青い池ほど観光地化されていないので、ゆっくり眺望できます。
[難易度]
 温泉街のすぐそばで、アクセスは容易です。
 バスでのアクセスの場合、本数が少ないのでご注意を。

(※あくまでも筆者の主観です)

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「流氷観光砕氷船おーろら」 で流氷クルーズ

網走駅
1月の下旬、流氷を見に網走へ。
今年は流氷接岸初日が平年より14日も早かったとか。


網走駅からは、バスで流氷砕氷船乗場へ。


道の駅流氷街道
流氷砕氷船乗場は、道の駅流氷街道網走に隣接していました。



道の駅内で料金を払い、「流氷観光砕氷船おーろら」の朝9時の便に乗船。
この日は、海岸線まで流氷は接岸していませんでしたが、流氷はすぐそこまで来ているようです。



そして、カモメに先導されるように出航。



港を出るとすぐ流氷が見えてきました。



いよいよ流氷帯に突入。



さっそく、「流氷の上にアザラシがいます」のアナウンス。船内は中国の団体さんに占拠されていましたが、アナウンスは日本語なので無反応。おかげで自由に甲板を移動でき、シャッターチャンスは逃さずに済みました(笑)



同様に、天然記念物のオオワシもなんとかカメラに収めることができました。
でも、もっと望遠の効くレンズが欲しいところ・・・



3年前の2月末に来たときは、流氷がなく、「おーろら」に乗船するのを断念していただけに、感動も3年分でした。



こちらはセグロカメモ。船の照明に止まったまま、オブジェのように微動だにしません。
流氷クルーズを満喫しているのでしょうか!?



しばらくすると、太陽が薄雲に隠れ、夕暮れのような幻想的な雰囲気に。



流氷の向うに見えるのは、知床連山の海別岳。



ちなみに、この「おーろら」号は、南極観測船と同様 、氷塊を船の重さで砕氷して進んでいきます(※同じ流氷砕氷船でも、紋別の「ガリンコ号」はドリル状のスクリューを回転しながら砕氷して進むタイプです)。



船内には採取した流氷も展示されていました。



こうして、約1時間の流氷クルーズを終え、港に戻ってきました。

 

<流氷クルーズ・流氷観光砕氷船おーろら>

■所在地:〒093-0003 北海道網走市南3条東4丁目5の1
■関連サイト  ・網走流氷観光砕氷船 おーろら 公式ホームページ

秘境度:★☆☆☆
[雰囲気]
 最果てまで来たという感動を味わうことができます。
 船の混み具合によっては感動も半減するかもしれません。

[難易度]
 流氷が見られるかどうかは運次第な部分もありますが、
 船に乗るだけなので、誰でも簡単に体験できます。
 

冬の北海道観光の王道なので、秘境度は★1つとしました。

(※あくまでも筆者の主観です)

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初めての北海道(その4) 最後に青函連絡船で一泊

旅の終盤は、旭川の友人宅を後にし、函館へ向けて観光しつつ南下する形になりました。

札幌時計台

札幌では、東京から遊びに来ていた別の友人グループと合流し、札幌観光に。

羊が丘
時計台と羊が丘以外にはどこに行ったか覚えていません。
その日、友人グループと別れた後、札幌に泊まったはずですが、その記憶や記録がありません。翌日は札幌の大学に通う別の友人宅を訪ねているので、あるいはそこに泊めてもらったのかもしれません。

いずれにせよ、札幌で一泊し、翌日はその札幌の友人宅でバカ話をしていたのは確かです。そして午後、列車で函館へ。ここから先はまた一人旅です。


くつろぎ記念券

函館では、「青函くつろぎカード」を購入し、青函連絡船に宿泊。
「青函くつろぎカード」とは、夜間停泊中の連絡船を簡易休憩施設として利用するために購入するチケットで、青函博の期間中、「青函連絡船がホテルがわりに」というキャッチコピーのもと販売されておりました。


青函くつろぎカード座席表
桟敷席での雑魚寝ではありますが、一泊2500円と格安でした。


青函連絡船・羊蹄丸
泊まった連絡船は「羊蹄丸」でした。


函館
そして、最終日は函館観光へ。


五稜郭
しかし、五稜郭を見学した後に、ちょっとした事件が。


函館市電
市電の電停に向かって歩いていると、急に強めの風が吹き、その風によってコンタクトが片方飛ばされてしまったのです。しばらく辺りを探すも、結局見つからず、その後はコンタクトを片眼だけ装着した状態で旅を続けるはめに。まあ旅の終盤だったから、まだよかったんですが・・・


 
特急日本海
函館からは、当初、寝台特急「日本海」に乗車する予定でした。しかし、明るいうちに青函トンネルを通りたいと思い直し、「日本海」には青森から乗車することに。日中の快速「海峡12号」で青函トンネルをくぐりました。この快速は客車列車だったと思います。

そして、青森市内を少し散策した後、ブルートレインに揺られて帰路につきました。

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初めての北海道(その3) ローカル線の旅


次の3日間は周遊券を有効活用して、一人で北海道のローカル線巡りの旅にでました。

急行大雪
旭川をスタートし、富良野線、夕張線などに乗車した後、贅沢にも札幌から急行「大雪」のB寝台車で網走へ。
明朝、網走からは釧網線→標津線と乗り継ぎ、北海道のローカル線を満喫しました。


根室標津駅入場券
これは今はなき根室標津駅の入場券。
標津線は、この翌年3月に廃止となってしまいました。


標津線の車窓
こちらは、中標津から乗車した厚床行き普通列車の車窓風景。
たぶん春別ー平糸間あたりだと思われます。



納沙布岬
厚床からは、根室本線(花咲線)とバスを乗り継いで納沙布岬へ。
しかし、霧が出ていて、北方領土は確認できず。

この日は釧路に一泊。そして翌日は釧網線の乗り残し区間に乗車した後、特急「おおぞら」で池田に出て、池田からは池北線で北見へ。


モヨロ貝塚
その翌日は一旦網走に戻り、モヨロ貝塚など市内を見学した後、特急オホーツクで旭川の友人宅に帰還するという工程でした。

この間乗車したローカル線のうち、標津線は翌年3月に、池北線は第3セクター化を経て2006年廃止となっています。
今考えれば、フリーパス(=周遊券)を持っていたんだから、後に廃止になる天北線、深名線、名寄本線、湧別支線、上砂川支線などのローカル線にもっと乗っておけばよかったと思いますが、後の祭りです。

(その4へ続く)

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初めての北海道(その2) 憧れの道東・知床へ

二十数年前に初めて北海道を旅した話の続きです。

旭川の友人宅に泊まった翌日からは、その友人の車で道東方面へ向かました。
途中、網走と釧路で宿泊して、また旭川に戻るという2泊3日の行程だったと記憶しています。

屈斜路湖
旭川をスタートし、層雲峡から国道39号線を東に進み、美幌峠を経て、屈斜路湖へ。



さらに硫黄山・摩周湖などを巡り、この日は網走の旅館に宿泊。
ちなみに摩周湖は、霧で何も見えませんでした。


オシンコシンの滝
そして、翌日はオシンコシンの滝から



知床五湖へ。
この時は、クマの気配にビビリながらも五湖すべて巡りました。

その後、釧路へ抜けて、釧路の駅前ホテルで一泊。
そしてさらに観光しつつ旭川に戻ったはずですが、記憶も記録も残っていません。

阿寒湖などにも寄ったと思うんですが、フイルム代をケチってあまり写真を撮っていなかったので、ほとんど記録が残っていません。今となっては、「写真に残さなくても、自分の記憶に残せばいい」という甘っちょろい考えを持っていた自分をうらめしく思います。


キタキツネ
道東を車で巡っての印象は、未舗装道路が多いという点。当時は、国道でも未舗装区間が多く残っておりました。2車線分の広い道幅のある未舗の国道を砂埃を巻き上げながら走っていると、「これが北海道かー!」と変なところで感動したりもしていました。


(その3へ続く)

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