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北海道の秘境スポット(穴場的観光スポット)の紹介が中心です。

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裏摩周展望台(摩周湖)

このブログでは、北海道の秘境スポットを紹介していきたいと思っています。おおげさに秘境と銘打ってはおりますが、「人が足を踏み入れない場所」というよりは、「比較的観光客の少ない穴場的スポット」という意味だとご理解ください。
 

(摩周第三展望台から見た摩周湖、2002年8月撮影)
まずは、摩周湖から。
一般的に摩周湖を観光する場合、摩周第一展望台に立ち寄る方が多いでしょう。観光バスなどはまず第一だけ、マイカーなら第三展望台に行かれる方もいるかもしれません。



(裏摩周展望台から見た摩周湖、2014年8月撮影)
しかし、今回オススメしたいのは裏摩周展望台です。第一、第三展望台とはまた異なった趣の景観を楽しめます。

裏摩周展望台は清里町と中標津町との町境に位置した展望台です。弟子屈町側の第一・第三展望台よりも標高が低いため、霧の発生が少なく神秘的な湖面を望めます。樹木が邪魔なため、視界は狭いですが、遠景は素晴らしいです。


 
場所は第一・第三展望台から摩周湖の対岸にありります。しかし、直接移動できるルートがないので、第一展望台からは車で1時間15分ほどかかります。もはや別の観光地といってもいいかもしれないぐらい離れてます。そのため、屈斜路湖や川湯温泉などにも近い弟子屈町側の第一・第三展望台に比べると、観光客も少なく落ち着いた環境で湖を見ることができます。


  (裏摩周展望台からの眺望、2012年6月撮影)
展望台から見て左手(湖の南東)に張り出しているのがカムイヌプリ(摩周岳、標高857m、「神の山」という意味)です。第一・第三より近くで眺められますが、岩肌は見えません。
湖の中央にのぞく小さな島が、カムイシュ島です。




(裏摩周展望台からの眺望、2011年6月撮影)
夕刻、霧が降りてくると、このように幻想的な風景に。
この状況だと、第一・第三展望台は霧に包まれ、湖面が見えないと思われます。



なお、摩周湖の湖岸へ降りることは禁じられています。


裏摩周展望第を目指す方は、神の子池とセットで訪れるのことをおすすめします。
神の子池の情報は後日アップいたします。
 
 

<裏摩周展望台>
■所在地:〒099-4526 北海道斜里郡清里町清泉
■駐車場:15台(バイク・自転車置き場あり)、無料
■トイレ:あり
■売店:夏期のみ営業
■問い合わせ先:0152-25-4111(きよさと観光協会) 
■特記事項:冬期利用不可(毎年11月上旬から翌年4月下旬まで道路通行止)


秘境度:★☆☆☆☆

[雰囲気]
第一・第三展望台に比べれば、かなり観光客は少ないですが、日中はそれなりに賑わっています。しかし、早朝や夕方に訪れると、秘境度が増し、怖いぐらい静かな摩周湖が楽しめます。

[難易度]
道道から二車線の舗装路が駐車場まで繋がっており、大変行きやすい場所にあります。

(※秘境度は、あくまでも筆者の主観です)

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